2016年1月11日月曜日

「Neo4jを使うグラフ型データベース入門」(仮)本 が出版される予定です

 Neo4jに興味を持ち、Neo4jユーザグループ(http://jp-neo4j-usersgroup.connpass.com/)主催の勉強会に何度か足を運んでいた。
 勉強会で、「本を出すので興味がある人は……」というのにうっかり手を挙げてしまい、執筆メンバーの一人に加わることになった。
 出版予定の本は、「Neo4jを使うグラフ型データベース入門」(仮)で、リックテレコム社から2016年新春刊行予定。執筆者による講演聴講者が、connpass経由で募集されている(http://jp-neo4j-usersgroup.connpass.com/event/23706/)ので、興味がある人はぜひ。
 
 出版までの、現状までの流れをせっかくなのでメモしておく。関係者、出版社によっていろいろな形があるのだろうから、参考程度に。



  1. 2015年6月頭:出版社で最初の顔合わせ。主催者(監修役)作成メーリングリストに加入。以後いろいろな連絡はメーリングリスト経由で来ることに。(Googleグループ。)メーリングリストで、章立てを決めていく。その間に、出版社側での出版が可能か議論(企画会議)が進んでいたようだ。
  2. 2015年7月頭:章決定。
  3. 2015年7月末:企画会議を通る。二度目の打ち合わせ。まず仮の原稿を少しだけ作り、本になった時の体裁を確認することに。すでにNeo4jのインストールに関してブログ記事にUPしたことがある経緯もあり、初稿作成に手を挙げる。wordファイルで作った原稿を提出し、出版社の人が体裁を整えて、関係者に配布される。執筆時のグラフの色、サイズについてメーリングリストで議論。用語はGoogleスプレッドシートに入れて関係者と共有してみる。(訳については監修にご意見いただく。)言葉の合わせかた(サーバかサーバーか)については出版社から参考資料が来るのでそれに準拠した形で執筆することになる。章の割り振りはメーリングリストで手を挙げる形で。担当部分が決まり、いそいそと書く。(夏休み、休日はほぼ喫茶店にこもって執筆。)
  4. 2015年8月末:第一回締切。出版社がネットワークストレージを準備し、そこにword原稿と、使っていた図の原本等をUpload。
  5. 2015年9月中旬:監修者が確認したところ、分量が少々少なく、xx章はxxページ追加、のように指示が来て、いそいそと書き足す。
  6. 2015年9月末:修正後の原稿締切。監修者が手直し。
  7. 2015年12月:出版社側でPDF(実際の本形式になった)が送られてきて、チェック。図表番号とかどんな小さな図表にも入れられているのね。編集者と顔を合わせて、少し話。ニュアンスが分かりにくいところの説明とか。
  8. 2015年12月:Neo4jユーザグループ勉強会で、本の紹介があり、受付でチラシも配られる。いよいよ本が出るんだという実感が湧く。(今更か!)
  9. 2016年1月:手を入れた版をさらに修正した版が送られてきて、チェック、提出。用語集に入れるべき言葉へのチェックも依頼される。執筆者プロフィールとして数行書くように指示がある。(←今日ココ)




 2016年春出版予定まで後ひとがんばり。一冊の本ができるまでに関わる機会なんてそうは得られないだろうから、今回の機会を与えてくださった出版社、Neo4jユーザグループの皆々様、休日ほぼすべてを執筆に使っていることに対して協力的だった家族、その他関係各位に感謝いたします。
 あとは無事に出版され、願わくばちゃんと売れてほしいところですね。

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